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神戸市認知症診断助成制度とは?受診のながれについて

神戸・六甲で開院している在宅医療・一般内科・血液内科の赤坂クリニック/スナメリ訪問看護ステーションです。神戸市では来年4月より、認知症の新たな診断助成制度と、認知症の方が事故に遭われた場合に救済する制度を開始する予定です。これらは全国初の制度で、当院は神戸市の認知症診断助成制度の第1段階対応機関となっております。今回はこの診断助成制度についてお話します。

認知症診断助成制度とは?

認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあり、対応方法がそれぞれ異なります。神戸市では認知症に関する相談窓口を開設し、早期受診できるよう新たな認知症診断制度が創設される予定です。また、認知症の症状に応じた支援を行います。

 

受診のながれ

第1段階:認知機能検診(スクリーニング検診)

地域の医療機関で、認知症の疑いが「ある」か「ない」かを診るための検診で、当院はこの第1段階の検診を行います。(赤坂クリニックは第一機関として認定されています。)

問診票としてDASC-21、BPSD(認知症行動・心理症状)の評価として神戸市医師会作成の問診票の記入、改定長谷川式科簡易知能評価スケール(HDS-R)などを行います。

認知症が疑われる場合、第2段階である認知機能精密検査を受けるために、専門の医療機関を紹介します。

第2段階:認知機能精密検査(保険診療)

認知症の疑いが「ある」方は専門の医療機関で精密検査を受け、病名の診断を行います。

受診するためには?

75歳以上の神戸市民の方は、受診券は郵送配布される予定ですが、制度開始時は役所で申請手続きが必要です。

65歳以上75歳未満の神戸市の住民票をお持ちの方は、役所で受診券を発行していただいてください。

今回お話した認知症診断助成制度と、事故救済制度が始まる来年4月から、市民税均等割(現行3500円)に1人当たり年間400円上乗せされる予定です。

次回は、新たな事故救済制度についてお話します。