あなたは知っていますか?貧血の原因について
阪急六甲の北でクリニックを開院している一般内科・血液内科赤坂クリニックです。
「気になるこんな症状と原因、健康管理ブログ」。今回は貧血についてお話ししてみたいと思います。
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貧血の原因について
みなさん、貧血の原因には様々なものがあることをご存知ですか?
貧血と言えば、一般的に顔が青白い、動悸息切れ、疲れやすい、などが挙げられます。
共通していることは酸素供給の役割を担っている血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、体内の細胞が酸素欠乏状態になってしまうということです。
なぜ赤血球やヘモグロビンが減少するの?
この原因は大きく分けると3つあると言われています。
- 骨髄での赤血球の生産量が低下している
- 何らかの理由で赤血球が破壊されている
- 体内のどこかで継続的に出血が起きている
貧血=鉄欠乏性貧血のイメージが強いため、貧血の原因といえば「鉄分の不足」と思われがちです。
しかし、上記のような貧血の原因によって鉄欠乏性貧血のほか、再生不良性貧血や溶血性貧血、腎性貧血、巨赤芽球性貧血、悪性貧血など様々な貧血があります。
貧血のような症状が現れたからといって、鉄分不足と決めつけるのは大変危険です。
当院では、貧血の有無を迅速に測定出来る検査機を装備しており、専門的分野からも検査を行い、治療、療養のアドバイスをしています。
貧血の症状が現れたら、当院もしくはお近くの専門の先生にご相談くださいね。 次回は貧血の症状についてお話しします。