夏風邪の発熱はリンパ節炎かも?
神戸・六甲で開院している在宅医療・一般内科・血液内科の赤坂クリニックです。
やっと梅雨明けしましたね。気温や湿気で自律神経も乱れがちで、体調不調になる方が多くなります。
プール熱 、ヘルパンギーナ、 手足口病などが夏風邪では一般的ですが、耳の後ろや首のあたりが痛かったり、腫れていたらリンパ節炎かもしれません。
そこで、今回はリンパ節炎についてお話しようと思います。
リンパ節炎の症状
- 発熱
- 咳
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 頭痛
などさまざまな症状がでます。
どのくらいでなおるの?
リンパ節炎は、安静に過ごし、体内からウイルスが出てしまえば1週間ほどで治ります。
しかし、夏風邪で免疫力が低下している間に、細菌が入り込んだ場合はリンパ節炎にかかることがあります。
通常は抗生物質で治りますが、化膿してしまった場合には、卵くらいの大きさにまで腫れることがあり、手術が必要になることもあります。
予防法や対策はあるの?
- うがい
- 手洗い
- 睡眠
- 室温(クーラーは26℃から27度で)
- 水分補給
クーラーなどで室内と室外の気温差・湿度差が大きいと自律神経(身体を調節する神経)が乱れ体温調節が出来なくなり免疫力が低下して風邪になりやすくなります。
夏風邪やリンパ節炎と思われましたら、お気軽にご相談くださいね。